商品企画部の大まかな仕事の流れは以下の通りです。
①商品コンセプト立案
②バルク選定・容器などの資材選定
③商品仕様決定後の書類作成＆パッケージデザイン作成
④最終製品見本作製＆提出
⑤発注～生産立会い～納品
①～⑤で約1年間を要します。

また、係長として、チームの課員のスケジュールに遅延がないかの確認、作成資料確認、業務上でのアドバイスを行うなど、自身の担当以外の商品についても進捗状況を確認しています。さらに、週に1回実施する大阪コスメマーケティング課全体の商品進捗状況を確認する打ち合わせを取りまとめたり、バルクを製造するOEMメーカーからの商品提案の取りまとめを行ったりもします。

当社では、商品の企画から納品までの一連の流れを分業とせず、1人1担当制で進めています。これまで、化粧水やマスカラ、「エルベナソープ」のリニューアルなどに携わりました。自分の考えた商品が徐々に形になって完成したときや、それが組合員さまに届き、喜びの声をいただくときは非常にうれしく思います。「すごくよかったです！」とハガキが届くこともあり、私の宝物となっています。

商品企画部では、今年・来年・再来年の商品を同時に動かしているため、１つの商品にかかりっきりになることはありません。複数商品を同時に動かすマルチタスク能力が必要になり、大変だと感じることもありますが商品ができあがるとそれを上回る喜びを感じます。

当社主力商品である「エルベナソープ」に次ぐ、次世代の主力商品を作ることです。どの商品を担当する際も、絶対売れるはずだと思って一生懸命作っていますが、時には売れ行きが芳しくないこともあります。そんなときは何が原因かを考え、必ず次に活かすようにしています。また、唯一無二の商品を作るため、雑誌やチラシを見たり、インターネットで調べたり、常にいろんな情報に目を向けるようにしています。

机に向かっているとき以外でも常に商品のことを考えており、例えば子どもと遊んでいるときなど意外なときにアイデアが浮かぶこともあるので、化粧品とは関係ないことでもいろんなことに挑戦したいと思っています。